Burlesque

どーも、ともんもです。

「ともんもの、思い立ったが映画評論」と題しまして、なんとなく映画について語ろうと思います。
モチロン思い立ったら書くので、第二回があるかどうかは未定。

今回は「バーレスク」という映画、クリスティーナアギレラ主演のミュージカルだ。



ミュージカルの中で好きなのは、「ムーランルージュ」「シカゴ」あたり、「ドリームガールズ」や最近出たばかりの「ナイン」は実のところあまり好きではない。



好きなミュージカル、もしくは嫌いなミュージカルに共通する部分とは何か。
コレといったポイントをうまく表現する事ができないが、好きなミュージカルに共通するのは音楽として表現する部分と、物語として表現する部分がハッキリしているという点。な、ような気がする。
つまり、ミュージカルだからといって何でもかんでも音楽にのせて作っているものは好きじゃないという事。

「バーレスク(Burlesque)」は、クリスティーナ・アギレラ演じる「アリ」という田舎娘が倒産寸前のラウンジを救う?話なのだが、ストーリーをうまく語ることは苦手なのでここまでとする。

この映画の中でとにかく光るのは、クリスティーナ・アギレラの歌唱力。
モチロン基盤が歌手なのだから、歌はうまくてナンボ。しかしあの歌声はそうそう真似できるものではない。
アーティストやタレントが俳優として活動した場合、どうしても演技に違和感を感じるものだが、初主演だというのにそういった違和感がまったくない。
「ミュージカル」だからというのも多少はあるかもしれないが、この映画にはまさにミラクルフィット。アリ役を演じるのは彼女をおいて他にはいない。

「違和感」、これがどの映画においても善し悪しを計る重要なポイントになる。(自分にとって)

どれだけ違和感を感じず、自然にストーリーを受け入れられる事ができるか。
物語の深い浅いは二の次、映像美や豪華キャストは三の次?

「ありえない設定」だと違和感があるかというと、そうゆうわけではない。
特にムーランルージュは、ミュージカルであると同時にファンタジーであるから、ある意味「ありえない設定」だらけである。
それなのに、どーゆうわけか自然と受け入れる事ができる。

良い映画 = 違和感の無い映画 = テンポの良い映画

自分を唸らせるのはこの図式。

では、テンポの良い映画とは何か。
ただポンポンと話が進めば良いのか、そーゆうわけではない。
映像の強弱、台詞の強弱、音楽と同じで適度な「間」が大事だと思う。
その「間」を究極にうまく表現しているのは昔のエヴァンゲリオンだ。同じカットのまま何分も経過しているのに、くどくない。すごいイキオイで画面が切り替わっているのに、うるさくない。

あれぞ天才の仕事。

天才と言えばガイ・リッチー、彼もテンポの天才。
ロックストックのシリーズにスナッチ、ロックンローラなど、内容的にかぶる部分は多いが見終えた時の満足感はすばらしすぎるものがある。

やはり自分を唸らせるのはストーリーではない。テンポだ。

かなり脱線してしまったが、そーゆう意味で「バーレスク」は良い映画だったと言える。

・音楽として表現する部分と、物語として表現する部分がハッキリしている
・クリスティーナ・アギレラの歌唱力がすごい
・アギレラのキャラが設定とかなり合っている
・テンポが良い

これは見るに値する。
モチロン、自分にとっての「良い映画論」をふまえたうえで。






自分にとってのミュージカルランキング1位とはいかないが、最近観た映画の中ではかなり満足したほうだ。


アギレラさん。

あんた、かっこいいよ。



以上。

2 件のコメント:

  1. 私もシカゴ好きなので(^_^)v
    次みてみます!

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  2. to Lee
    ぜひ!
    シカゴ好きなら大丈夫☆

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コメント