Associate



どーも、ともんもです。

人肌恋しいこの季節、どうにか温かい風呂には入れているものの
先立つ物が無い29歳。

クリスマスだの年越しだの、何をするにもとりあえず金が必要だろう。
今財布の中には、諭吉どころか夏目もいない。すでに今日を生きることに必死な29歳。

仕事で忙しい時には気にならないが、こうやってたまに早く帰ってくると時間を持て余すのはなんて勿体ない事なんだと思う。
この状況で諭吉が一人でもいれば必ず誰かを誘って呑みに行っているだろう。



酒が大好きで毎日の晩酌は欠かさない。以前はビールだったが、だんだんと発泡酒に落ち着き、最近ではウイスキーを呑むようになった。
勿論、本来であれば仕事終わりにモルツを一本あけれればと思う。
だが貧乏と書いて平野と読む男に、毎晩のビールはハードルが高い。

「貧乏と言えば」と同じように、「○○と言えば誰だよね」と例えられる人間は誰のまわりにもいると思う。
それが一体何であれ、連想して名前をあげられる事は幸運な事だ。
他に何ができなくても、一つの事で人よりも秀でている人こそ記憶に残るというものだ。

前記に「何であれ」とは言ったものの、自分を連想してもらえる言葉で今のところ挙げるとすれば・・・

・天然パーマ
・貧乏
・方向音痴

この3つか。
正直これは痛い。

というわけで、ではないが。
他にも平野を連想するものを作ろうキャンペーンと称して、ここに一つ挙げてみようと思う。

何年か前、左肩にワンポイントの入れ墨を入れた。

バーコードを。

いつか自分のブログにも書いたが、何かこれといった意味を込めたわけではない。当時からバーコードのシンプルなカンジが好きだったし、龍だの虎だの「THE・タトゥー」っていうのも嫌だった。
とりあえず自分が好きで、なおかつ人とかぶらないようにと思ってやった事だが、安室ちゃんが既にバーコードを入れていた。
よりにもよって超有名人。
言い訳させてもらえるなら、知ってて入れたわけではない。安室ちゃんが好きで真似しようと思ったわけでも断じてない。

そこだけハッキリさせつつ、せっかく一生ものの傷を作ったのだから利用しようじゃないか。

最近、先輩の仕事用名刺を作った。
印刷を依頼したのは、随分格安な金額でそれなりのクオリティーは出してくれる会社だったので、この際自分個人の名刺も作ってみようという気になった。
別に個人で仕事とっているわけでも、その名刺によってどこかへ誘導するような情報が入っているわけでもない。

表には自分の名前や電話番号などの情報を入れつつ、裏面のデザインに関してはまさにシンプル。

真っ黒にバーコードのみ。




これだけやればいいだろう。バーコードと言えば、平野なのだ。

別に深い意味を込めなくてもいい。ふとバーコードを見た時に「そーいえば平野」といったカンジで頭に思い浮かべばそれでいい。
有名人になどならなくていい。せめて自分のまわりで人と違う何かを、自分だけのキャラ作りをしよう。

そうしないと、後生まで記憶に残る人間にはなれない。
どんなヤツだったっけ?で終わる人生などまっぴらご免だ。

30歳を手前にして、そんな事をふと考えている。
これもすべて、諭吉・樋口・夏目の三人衆がいないせいだ。


せめて夏目さん、あなたぐらいはそばに居てくれないと明日困ります。


以上。